肉離れ

スポーツや日常生活で

肉離れはスポーツをしていて走ったりジャンプしたり等、筋肉(筋繊維)が部分的に切れた状態をいいます。完全に切れた状態を断裂といいます。断裂していた場合、『ブチッ』『バチッ』と音が聞こえたり、『ボールが当たったような感じがする』とおっしゃられる方が多いです。

肉離れはふくらはぎや太ももの裏(ハムストリングス)に発症することが多く、ふくらはぎの場合はダッシュやジャンプ・切り返しなど急激に筋肉が収縮した時や急に筋肉が引き伸ばされた時に多く見られます。

太ももの裏(ハムストリングス)は、運動をし始めたばかりの時や久しぶりに運動をした、準備運動せずに走った・ジャンプしたなど、足に強い力を入れた時に発生する事が多く見られます。

症状としては、熱感・腫脹・皮下出血・歩行時痛・痛めたところに凹みがあるなどがあります。

一人一人への丁寧な問診と施術

一般的な整骨院では、1日の患者数が多いため、一人一人にかける時間が少ない傾向にあります。しかし当院では、一人の患者様にじっくり向き合い、一回を大切に、丁寧な施術を行っています。

損傷した筋肉(筋繊維)は出血を起こし熱が発生します。これを炎症といい炎症が起きている限り痛みは引きません。

そこで当院は炎症を抑え筋肉(筋繊維)の回復を促進する超音波治療器を使います。そして、安静を図るためにテーピングや包帯固定を行います。固定期間としては症状の程度にもよりますが、２～３週間ほどになります。

固定を外せる状態になれば損傷した筋肉(筋繊維)の機能を改善するため手技(マッサージ)を施し血流を改善させて損傷した部位の修復を早めます。

痛みがある程度引いてきて違和感が残っている状態になれば手技(マッサージ)とストレッチを行い筋肉の柔軟性を取り戻していきます。この時期は再負傷を起こしやすいので運動は再開せず安静にしておきましょう。違和感もなくなり本来の動きができるようになれば晴れて運動が再開できます。

メンテナンス

痛みがなくなれば終わりではなく、その後も肉離れが起きないように定期的なメンテナンスを勧めております。

肉離れの要因の一つである筋疲労や柔軟性の低下を定期的なケアをすることで取り除いていき肉離れの起きない身体づくりをしていきましょう。

当院では気持ちよく運動やスポーツができるよう全力でサポートをしていきます！

もしお困りの方がいらっしゃればお気軽にご相談下さい。